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上棟/寒川の家
寒川の家上棟しました!
河川の申請で少し時間がかかりましたが、
その分いよいよ感が増します。
いつものようにこのタイミングで大きな木建も吊りこみます。
窓からの眺めもひととおりチェックしてホッと。
週末には上棟式兼現場打合せ
すでに雨仕舞まで終了しており、年末に向けてばっちりの段取り。
面材や窓取り付けの気密確保についても細かく確認してきました。
現地での仕上げ材の最終確認も。
打合せの時はお腹の中にいたお子さんもすっかり大きくなって可愛すぎます…(笑)
建て主さんご家族、中山建設さん一堂に集まっていい上棟式でした。
年末は29日まで、年明は5日より稼働予定です。
喪中につき年始の挨拶は失礼しますが来年もよろしくお願いいたします。
Mアトリエ 岡村未来子|大磯|湘南|鎌倉|小田原|箱根|全国|暮らしの設計
謳う建築/建築倉庫
吉村順三、益子義弘、永田昌民 、田中敏溥、中村 好文、伊藤寛、高野保光、堀部安嗣…
尊敬する建築家の方がここまで集うとやはり足が向いてしまいます。
コロナ渦ではありますが、近くに行く折に対策万全で寄ってみました。
久しぶりの展示会でしたが、
始まって間もないこともあり程よくソーシャルディスタンスを保てる感じでした。
住まいの設計プロセスの模型、スケッチ、図面の数々、
年月を経た住まいを詩人が体感し、創作した詩、
映画監督、映像作家の撮り下ろし映像、
あらゆる方向から五感に刺激を受けます。
発想の根幹のスケッチ
住まいを訪ねた詩人の紡ぐ言葉の数々…
建築と謳と映像と…
思っていた以上にボリュームのある充実した展示でした。
できればじっくりと再訪したいオススメな内容
5/30まで建築倉庫にて
春までにはコロナ渦も落ち着いていますように…。
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プレカット打合せ/大磯の平屋
進行中の大磯の平屋のプレカット打合せ
登り梁もふくめて屋根加工があらわしになるので、
工場に出向いて細かな納まりと材の確認をしました。
米松のあらわしは始めてで気になっていましたが、
とてもいい材を選定して下さっていて一安心…。
そうはいっても色んな材が混ざっていますが、
目に入りやすい部分にいい材を優先的に配していきます。
大開口の部分に配する化粧柱
節のある仕様でしたが、在庫ということでほぼ無節を用意してくださいました。
…うれしいです、吉野杉~!
ロフトの床材に使う富士ひのきの合板
ローコストながらも足触りに配慮
いい香りに包まれて製材工場は気分が上がります!
年明けの上棟目指して粛々と進んでいます。
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一年点検/前橋の家
コロナ渦で遅れていた前橋の家の1年点検
モデルハウスということもあり、どこも問題なくきれいな状況ですが、
木部がいい感じに深みを増しています。
ヤマイチの社長さんとも久しぶりにゆっくりとお話しできました。
午後は設計事務所のブランディング講座の方々に前橋の家を案内
モデルハウスのプロデュースして下さったアドブレインさんの写真講座
工務店さんの一層の発展も肌で感じることができ、
新しい出会いもあり、…の楽しい1日でした。
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箱根の家/改修工事
箱根の家改修工事いよいよ始まります。
恩師の師匠、益子義弘さん設計により25年前竣工した別荘です。
長年大切にされてきたこの別荘を引き継いだクライアントさんから連絡をいただき、
益子さんにも了解をいただき関わらせていただいています。
当時の図面からクライアントさんとのやりとりまで、
とても大切に引き継がれていて、この建物がいかに愛されていたかが伝わります。
私にできることは竣工当時の意図をくみ取りながら、
丁寧に修繕して、さらに長く大切にしていただけるようにすること…
プランの美しさ、大胆さ、緻密さに加え、ひとつひとつの造作の細やかさ、
図面を見ていても感嘆のため息が出ます。
タイミングよく今年発売になった住宅建築10月号に、
「特集住まいのディテール/建築家による多種多様なディテールから、その意味を改めて考える」
と称して箱根の家の図面と益子先生のディテール考が掲載されています。
手摺はオリジナルから変更されているものの、
改修前からこの状態のよさ…(笑)
宝箱のように知恵と技と経年美化がつまったこの別荘、
しっかりと引き継ぎ、勉強させていただいて今後にいかしていきたいと思います!
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中心のある家/訪問
阿部勤さんのご自邸「中心のある家」へ
雑誌で何度も眺めていた憧れの場所…
着いてみると周囲は写真で感じていたよりもずっと普通の住宅地
魅力的なエントランス
右が玄関ですが、左側にはこんな豊かな空間が…
内部も住宅地の一角とは思えない豊かな空間
2階の窓辺コーナー
右手からダイニングの吹抜けにつながっています
食卓脇のくつろぎスペース
光の動きや時の流れと共に見え隠れしながら広がる空間は、
とても親しみ深く、穏やかさと深みを感じさせます。
庭で語り合う阿部勤さんと堀部安嗣さん
家もご本人も年を経てますます魅力的!
年月と建築の力を肌で感じる刺激的な時間でした。
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植栽工事/中原の家
中原の家 、暑さで引渡し前にできなかった植栽工事が進行中です。
大谷石で場をつくりながら、アオダモ、ヤマボウシ、ソヨゴなどで、
外とのスクリーンを作り込んでいます。
緑が入ると家もぐっとイキイキしてきますね。
もうひといき!暮らしがどうかわるか楽しみです。
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プレカット打合/寒川の家
寒川の家のプレカット打合せ、
構造材あらわし部分もあるので製材工場へ
この工場の雰囲気と木の匂いは大好きです。
こんな感じの梁材があらわしになります。
組み方はもちろん、金物の座彫りなどもしっかり見える化されていて、
とてもわかりやすくなっていました。
監督さんも交えて見栄えと強度の両立をしっかりと確認できました。
進行が楽しみです。
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取材/寄棟の家
ここ数年のアレコレをお話しをしながら、
のんびり自宅の如く窓辺でくつろいできました(笑)
ライターさんに色々な話しを引き出していただくことで、
いつも何気なく考えていることがより鮮明になって頭の整理にもなります。
どんな記事になるのか楽しみです。
植栽もますますいい感じに
1年点検と竣工撮影を兼ねて紅葉の頃に再訪の予定
こちらも今から楽しみです ♪
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フィン・ユール邸/高山
北欧家具のライセンス生産をしているキタニさんの
飛騨高山ショールームに再現されたフィンユール邸に伺いました。
↑こちらが玄関
方位は現地とあわせて作られています。
黄色のテント越しの光を想定してのインテリア
NV45やNV53を始めとする椅子も座り放題!
窓際や家具のディテール
各所のソファーの配置が絶妙…、
もちろんゆっくりと座ることができます。
ダイニング
キッチン
印象的な窓と引出し、そして椅子
ここまで再現したキタニさん、
細部まで詳しく説明して下さるガイドさんのフィンユール愛と、
椅子も座り放題、コーヒーまで出してくださる自由さで、
とっても楽しむことができました。
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大磯の平屋/計画
大磯町の川沿いにて、
オリーブ畑のある小さな平屋が新たに進行中です。
広々とした畑を眺める大きな木製連続窓、
ゆったりとした造作ソファーや造作キッチン…、
軽快な垂木あらわしの天井に包まれたロフトにつながるLDK
軒は大きく張り出して、畑との中間領域としています。
手ざわりのよい空間のつながりが楽しい家です。
大磯の家、小磯はりきゅう院につづいて、地元大磯第3弾
自転車での現場監理が楽しみです♪
場所:大磯町(6地域)
規模:木造平屋/79.49㎡
竣工予定:2021年5月末頃
施工:中山建設
構造:等級3
UA値 :0.37W/㎡K(HEAT20-G2)
大磯の平屋/地鎮祭
寒川に続いて大磯でも緑をのぞむ川沿いにて、
オリーブ畑のある小さな平屋がはじまります。
当日は雨まじりでしたが、いい雰囲気の中顔合わせもでき、
雨があがったところで内外の仕上げもひととおり現地で再確認できました。
都筑の家の見学会からのご縁で、
小磯はりきゅう院に続く地元大磯での工事、
進行が楽しみです!
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