江之浦測候所/杉本博司②
続いて冬至日の出軸にある冬至光遥拝隧道の入り口
冬至の朝に相模湾から昇る朝日が70Mの隧道を貫き、
対面して置かれている巨石を照らします。
なんと目の当たりにできる機会がもうすぐ…こちら!
中に入ることももちろんできます。
上に乗ることももちろんできます。
ガラスの舞台は見学では乗れませんが、
舞台が開催される日に見に行ってみたいですね。
海景のような穏やかな薄曇りの海をバックに、
海、空、雲、ガラス…、それぞれの色が微妙に移り変わり続け、
悠久の時を感じるなんとも不思議なひとときでした。
その他にも門や石、茶室などなど…、
様々な由来を持つものが様々な形で構成されており、
継承が困難になりつつある伝統工法を再現し、
将来に伝えるという役割も合わせ持っています。
「測候所」という名前も気になるところですが、
「世界や宇宙と自分との距離を測る場」という意味が込められているようです。
ここまで構想10年、建設10年・・・・、
「寿命と資金が続く限り、使いながらどうするかを考えつづけたい」
とのことで傍らでは確かに工事が続いていました!
予約が必要ですがぜひ江之浦まで足を運んでみてください。
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