古河総合公園①/内藤廣
教えていただいて以来行ってみたいと思っていた古河総合公園。
打合せの前に近くを通ることがわかり、早速寄ってみました。
古河の辺りで群馬・栃木・埼玉・茨城が接しているんですね!
春の小川はなぜ失われたのか…、風景学の挑戦…、
など興味深い著書が並ぶ景観学者の中村良夫さん設計監修のもと、
管理棟を内藤廣さんが、カフェテラスを妹島和世さんが設計されています。
門のような役割を果たす管理棟へ至る道も小川が流れていていい感じです。
川にも柵などがなく、木々にはメジロやシジュウカラが…。
そして管理棟を抜けるとこんな景色が広がっています。
建物目当てが主で訪れましたが、公園そのものに感動したのは初めてです。
土地の起伏や空、水辺、木々、落ち葉、光、そして建築も…、
すべてが緩やかに調和していて流れる時間が濃密に感じられます。
平日の10時なのに思い思いに過ごす方も結構多く、
親子で遊んでいるお子さんもいたりして、
学校行くより有意義かも…なんて思えます・笑
内藤廣さんが景観学者の中村良夫さんより設計を依頼された経緯が、こちらに載っています。
日本で初のユネスコ「メリナ・メルクーリ国際賞」を受賞とのこと。
こんな公園、街並みが増えたらいいなぁと心から思いました。
景観の一端を担う設計者としてぜひ改めて著書を読んでみようと思います!
長くなるので②に続きます…。
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