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挑戦/安藤忠雄展

国立新美術館の安藤忠雄展へ
「光の教会」を原寸大で展示するという…びっくり。
そういえば以前ギャラリー間で住吉の長屋を原寸大で展示してましたね…。

せっかくなので連動企画の21_21 DESIGN SIGHTの悪戦苦闘も合わせて、
早めに見に行きました(こちらは10月28日まで)。

思った以上の展示の充実ぶりに、
時間切れでゆっくりとみることはできなかったものの、
学生時代から建築界のヒーローだった安藤さんに久しぶりに触れて、
圧倒的な熱量をうけて家路につきました。

情熱と光と静けさと…、
めずらしく図集も購入し、
いつもと違った刺激を受けてみようと思います。
じっくり読むのが楽しみ ♪

Mアトリエ 岡村未来子|大磯|鎌倉|横浜|設計事務所

2017年10月23日 | Posted in archi, blogNo Comments » 

 

そよ換気/タイベックスマート

天井に見えているのはそよ換気の天井ユニットです。
冬はここで屋根の熱を集めて、これからつなぐダクトで床下に送ります。
夏は日中はファンが逆回転し、小屋裏のこもった空気を屋根面の熱気と共に屋外に排出します。
温度が下がる夜には放射冷却で冷えた空気を室内に取り込みます。

我が家で採用したそよ風OMソーラーでは、
屋根に集熱ガラスを載せ、ファンの風量も大きなものを使っていますが、
今回採用のそよ換気はガラス集熱がないため屋根もすっきり仕上がります。

その分集熱温度は下がりますが、
断熱性能がしっかりしている場合や薪ストーブ、ペレットストーブなどを併用する場合は、
そよ換気も選択肢のひとつとして魅力的です。

屋根の断熱材は高性能グラス―ル16kgを240㎜

そのうえで夏の高温多湿条件においては、
透湿抵抗が低下し壁体内の湿気を室内側へ放出することができる
可変透湿気密シートのタイベックスマートを壁と天井に使用しています。
↑名前がなんのこっちゃなので、詳しくはリンクを見てくださいね。

内断熱の弱点になりかねない夏型結露を、
施工で気密をしっかりするのはもちろん、
可変シートを使うことで二重の安心を担保しています。

快適さの下地作りを粛々とすすめつつ、
工事はいよいよ造作に突入していきます!

Mアトリエ  岡村未来子|大磯|鎌倉|横浜|設計事務所

2017年10月13日 | Posted in archi, blogNo Comments » 

 

集いと円いを語る/中村好文・皆川明

新宿OZONEでのトークセミナー連投です。
今回は大磯でもおなじみの建築家中村好文さんとミナ ペルホネンの皆川明さん

著書「集いの建築、円いの空間」でも、南三陸ミシン工房や、
師匠である吉村順三設計の別荘を中村好文さんが改修した、
表紙にもなっているミナ ペルホネンの保養所など皆川さんとの仕事も掲載されており、
その辺りの裏話ややり取りなども聴くことができました。

施主と設計者というよりはコラボレーションとの言葉通り、
好文さんらしい設計と皆川さんならではの家具やファブリックが、
お互いを引き立てあっているようでいい関係が感じられますね。

その他にも好文さんからは、
住宅設計とは生活のどろくさいことを抱えて美しく解決すること、
観察の大事さ、自然体、等身大でいることの大切さ、
皆川さんからは、
毎日の生活を大切にすること、
様々なアイディアを出すためにいつもいつも心掛けること、

など多くの金言をいただきました。
日々の手抜き家事を反省するなど耳の痛いこともありますが…笑
心掛けはその意気で、、
とはいえ今まで通り自然体でコツコツいこうと思います♪

Mアトリエ 岡村未来子|大磯|鎌倉|横浜|設計事務所

 

 

 

 

 

 

2017年10月12日 | Posted in archi, blogNo Comments » 

 

建築と植栽の設計手法/荻野寿也・横内敏人・伊礼智 クロストーク

愛読している『荻野寿也の「美しい住まいの緑」85のレシピ』の出版記念講演、
荻野さんと私の恩師でもある横内敏人さん伊礼智さんを交えて行われました。

伊礼さんからヒンプンアマハジなどの事例やご自身の設計の話しを交えながら、
外とのつながりや遠くの景色とつなげていくことの大切さを伺い、

横内さんから京都の寺院や海外建築の事例やご自身の設計の話しを伺いながら、
建築と自然をつなぐ庭の存在とそしてその関係性を聴き、

荻野さんから駐車場を雑木林に変えた湯布院やファンズワース邸などの事例や、
そして日本の原風景を行かしたご自身の作庭手法を学びました。

それぞれのお話し、そしてクロストークももちろんですが、
その後の懇親会で伺った様々な経験談がやはり一番面白かったです。
いくつかの計画案の中でさっそくいかそうと思えることもあり有意義なひととき。

住まいの重要度はもちろんですが、
それ以上に庭や緑の存在は大きいと日々の暮らしや仕事からも感じます。
住まい手はもちろん、近隣や地域の関係性にまで安らぎをあたえる、
そんな緑の存在をこれからもより積極的にいかしていこうと思います。

荻野さんに一度造園をお願いしたい思いもあり、、
ご興味のある方…、ぜひご連絡ください ♪

Mアトリエ 岡村未来子|大磯|湘南|鎌倉|小田原|設計事務所

 

2017年10月08日 | Posted in archi, blogNo Comments » 

 

体育祭/秋晴れ

秋晴れの長男の体育祭!
一年!もかけての準備で例年かなりの完成度の仮装がなかなかの見ものなのです。

去年は中国風でヌンチャクなど操っていましたが、
今年は平安風の衣装で傘を持って踊っていました!
衣装・振付け・小道具・大道具。。
それぞれ大掛かりで場面展開もなかなかのものです。

衣装づくりはなかなか手ごわく、なるべく本人に…と思いつつ、
お隣りの娘さんに依頼してみたり…笑

結果は優勝!とはならず、ちょっと残念な結果でしたが、
見ている側は今年もとっても楽しめました!

全ての面で生徒みんなで計画、立案、実行まで…。
この経験は大きな糧になるといいな。。

翌日からまた来年の戦いが始まるそうです。はやいっ…汗

Mアトリエ 岡村未来子|大磯|湘南|鎌倉|小田原|設計事務所

2017年09月25日 | Posted in blog, townNo Comments » 

 

鎌倉山/ハウスオブフレーバーズ

以前より気になっていた、
斎藤裕氏設計のハウスオブフレーバーズに行く機会に恵まれました。
天気もさわやか!!

撮影は控えていますが、右側にちょっと写りこんでいる、
スクエアでモダンなご自宅とのバランスもとてもよく、
小さなこのは型のカフェが、スクっと寄り添うように建っています。

内部は光がとっても印象的で、
空間の小ささが絶妙に居心地を作り出しています。

高いところからの光と、
しっくい壁の織り成す表情がなんとも言えない味わいです。

寡作といわれる氏の設計した空間も、
もちろん有名なチーズケーキも、そして流れる時間も、、
どれもとっても濃厚でした…♪

Mアトリエ 岡村未来子|大磯|湘南|鎌倉|小田原|設計事務所

2017年09月18日 | Posted in blog, townNo Comments » 

 

モイス/外壁下地

少し前の上棟後の写真です。
この日は中間検査で構造金物の取付状況に加え、
外回りの耐力壁の位置や釘の施工状況などをひとつひとつしてきました。
検査機関からの指摘も特になしで合格です。

今回は外壁が杉板仕上げなので下地はモイスを使っています。
耐力、防火の性能はもちろん、湿気の制御もしやすく、
重いので大工さんは大変なのですが、おススメの材料です。
我が家ではお風呂の足ふきマット代わりに長い間使っていますが、
全く劣化しないのが不思議なほど。。

我が家で使っているのは端材ですが…、
ちゃんと商品化もされています。

ちなみに端材を持ち帰って燃やしてみたり、
結構地味な実験のような検証のようなこともよくしています。

打合せには出てこないような材料こそ、
住まい手さんにはわからないことが多く、
設計者の方でしっかりとしたチェックが必要な部分!

モイスは土に帰るらしいので今度は土に埋めてみようと思います(笑)

Mアトリエ 岡村未来子|大磯|湘南|鎌倉|小田原|設計事務所

2017年09月17日 | Posted in archi, blogNo Comments » 

 

日本の家/東京国立近代美術館

東京国立近代美術館で開催中の日本の家展
日本の住宅建築を戦後に焦点をあて、
建築家が手がけた住宅をテーマ別に展示しています。

ローマ、ロンドンを巡回した元々は海外向けの展示という点や、
アトリエワンが手がけた会場構成も興味深いです。

一見突飛に感じられる建築もいくつかありましたが、
当時の建築家たちの情熱・奮闘の息吹が伝わるようです。

現在に至るまで70年の変遷を一度に見ることで、
地域性や古きよきものを大切にしながらも、
しっかりと時代の先を見据えて考えることの重要さを感じます。

もちろん新しい住まいもたくさん展示されています。
日本の家展:10/29まで ←割引券にリンクしてます。


Mアトリエ
 岡村未来子|大磯|湘南|鎌倉|小田原|設計事務所

2017年09月14日 | Posted in archi, blogNo Comments » 

 

きんじろうカフェ/小田原

御木曳きのあと、境内へ。
なかには杜のひろばと呼ばれる一角があり、

きんじろうカフェや、

cafe小田原柑橘倶楽部など、

境内の緑に包まれて小田原の魅力を感じられる場所になっています。

我が家の長男は部活で大きなラケットバックを背負いつつ、
なぜか本を片手に道行く姿の目撃談が多く、
きんじろうグッズも愛着が感じられます(笑)。。

二学期に向けて気持ちをあらたにしている(はずの)子供たちに、
ありがたいきんじろうハンカチを…!

これで二学期はひと安心(のはず…)。。
お茶をしなくてもゆっくり店内を見るだけでも大丈夫です。

Mアトリエ 岡村未来子|大磯|鎌倉|小田原|設計事務所

 

 

 

2017年08月30日 | Posted in blog, townNo Comments » 

 

報徳二宮神社御木曳き/小田原

小田原城脇の二宮金次郎を祀る報徳二宮神社の大鳥居が88年ぶりに建立!
約2年の歳月をかけて準備し、大鳥居としていよいよ神社へと運ばれる…と、
友人に教えていただき、少し見に行ってきました。

鳥居の御用材は、かつて小田原城主が植えた樹齢300年の大杉。
どの辺りの山なのかちょっと気になります。

すごい迫力です。柱の断面も興味深い限り…。
手前が柱部分、奥に見えているのが鳥居の横木部分です。

お菓子撒きもあって上棟式を彷彿とさせます。
よっちゃんイカやラーメン太郎が舞っていて…、少しgetしました(笑)。
すでに周りの子達は持ちきれないほど…(言い訳)。

午後の立柱祭は見れませんでしたが近いので改めて見に行こうと思います。
今後は50年毎に開催していく予定とのこと。
…むむ、、次見られるかな。。

Mアトリエ 岡村未来子|大磯|鎌倉|小田原|設計事務所

2017年08月30日 | Posted in blog, townNo Comments » 

 

上棟/裾野の家

裾野の家、上棟しました!

暑い中、棟梁、監督を始め、
職人さんたちのキビキビした動きに見とれます。

2階での上棟式はなかなかいいですね。
夕方には富士山がきれいな夕焼けに…。

窓からの見え方や外部との関係も確認し、
早くもご近所さんのコミュニティが出来てくる様子も垣間見ることができ、
ホッと一息の夕暮れでした。

もちろん明日からはまた気を引き締めていきます(笑)。

Mアトリエ 岡村未来子|大磯|湘南|設計事務所

2017年08月27日 | Posted in archi, blogNo Comments » 

 

ひまわり/日向の家

この日は撮影を兼ねて日向の家へ
いきなりひまわりのお出迎えでうれしい限り。

熱と電気を両方利用するOMクワトロソーラーにより、
地域型住宅グリーン化事業ゼロ・エネルギー住宅として申請し、
光熱費のランニングコストなども確認しつつ、
計算した数値と実際の数値の差異なども検証しています。

冬に測った温熱の実測データを報告し、
暮らしぶりもゆっくり伺うことができました。

庭の畑や内部の木工造作も完全にプロ並み。。
とても暮らしを楽しむ様子にうれしくなりました。

遅れていた竣工写真撮影もひまわりのオマケつきで、
仕上りが楽しみです。

畑ではなすとまとモロヘイヤ空心菜シソ里芋ピーマン…
エネルギーも食べ物も自給自足の暮らしぶり。
ふと振り返り、我が身を反省です…。

育った空心菜を帰宅してからおいしくいただきました。
ごちそうさまでした!

Mアトリエ 岡村未来子|大磯|湘南|設計事務所

2017年08月25日 | Posted in archi, blogNo Comments » 

 

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